エレベーター等の稼働台数の削減

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概要

一定規模の建物ではエレベーターやエスカレーターは複数台設置してある場合が多く、節電時間中はこれらの一部を停止しておくことで使用電力量を削減できます。

※想定削減効果の計算例
  エレベーター1台あたりの消費電力(kW)×停止時間(h)×台数

積載量 電動機出力
750kg 5~7kW
1000kg 8~12kW
※昇降速度や定格回転速度によって変わります。

なお、一般的なロープ式エレベーターの場合、おもりと籠のつり合いから、「上り」の場合は乗車率を50%、重力を利用する「下り」の場合は100%程度が最も理想的といえる輸送効率となりますので、運転台数の削減とともに、ある程度人が乗り込むのを待つなど、乗り方の工夫も節電に有効です。